“行動する”ことの難しさに負けない
5億円の盛大な挙式が行われている傍らで、
幼い命が無残にも置き去りにされ、餓死しているこの国の歪さ。。。
事件の報を初めて聞いた時、余りの惨さに号泣し、また虐待か、と慄然とした。
若い母親はかつて子どもを生み育てる大変さとそして嬉しさをブログに書いていたほど。
そんな言わば子煩悩な彼女が、離婚によって一変する。
一体、何故?
主な原因は“貧困”に陥ったからである。
背景や考察はこちらのブログに詳しい。ぜひとも読んで頂きたい。↓
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/mobile?date=20100801
…現在、頻発している事件のほとんどが経済的理由に行き着く。
追い詰められ、追い込まれ、普通の状態では完全になくなる。
その後、傷つける相手が他者に向かうか、自分に向かうかだけの違いである。
この女性やその家族を責めるだけに終始しても何の解決にもならない(>_<)
私達が今、できることは何か?
それは明らかに事件性が疑われる事象に接したら、「一歩踏み出し、勇気を持って行動する」ことだ。
まずは児童相談所や警察に通報する。
でも、通報しても、今回のように事態が一向に改善されないかもしれない。
その場合はしつこく何度も食い下がらなければならない。通報した機関に。
そして状況を分析し、逐次、対応して行く。
何か手立てがないか考える。
誰しもこのご時世では自分のことで精一杯だし、傷つきたくない、面倒なことに関わり合いたくない、と思っている。
勿論、それは当たり前の感情。
「怖いし。自分の勘違いだったら、どうしよう?巻き込まれたら?逆に自分が咎を受けたりしないか?」
つい動く前に色々考えてしまう……
けれども!!
その被害者をもし見殺しにしたら、一生悔いが残る筈だ。
こうやって書いている私も実際に遭遇したら、足が竦んでしまうだろう。
それでも少しでも行動していきたい。
- 作者: 朝日新聞大阪本社編集局
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2008/07/11
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